専門学校で働く

専門学校について、業界の動向と職種をご紹介。
専門学校へ就職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

専門学校とは?

  • 職業もしくは実生活に必要な能力を身につけたり、知識の向上を図ることを目的とし、就業年限や授業時間数など、法律で定められた条件をクリアしている学校を「専修学校」と言います。

    専修学校には、入学資格により「専門課程」「高等課程」「一般課程」が置かれています。このうち、高等学校卒業(もしくは高卒同等)以上を入学資格とした「専門課程」を設置する専修学校が「専門学校」といわれます。

    専門学校にも国立、公立、私立があり、専門学校全体を約93%が私立です。

専門学校業界について

  • 専門学校は、職業に直結した知識や技術を習得した「スペシャリスト」を養成する学校です。個人の好みが多様化している現在、職業も多種多様に存在し、それぞれの職業には特有の知識や技術が必要とされています

    現在の日本は、少子化が問題となっておりますが、専門学校に在籍する生徒数は毎年安定しています。やはり、不況の中でもスペシャリストを養成する専門学校は就職に強いため、高校生だけでなく、幅広い年代層にも需要がある業界です。

専門学校の職種について

専門学校には、生徒を教える講師から、学校を支える事務職、あと生徒を集める広報・営業職、高い就職率を実現する就職・キャリアサポート職があります。
様々な業界で活躍する専門学校生を支える、やりがいのある仕事です。まずはいろいろな職種の求人を見てみましょう。

※下記は一例です。学校により職種名や仕事内容は異なりますので、詳しくは求人情報をご覧ください。

生徒募集・営業

  • 学校選びをしている学生や社会人に向けて、自校の魅力を伝え、学校選びの後押しをする仕事です。

    (例)
    高校や大学でのガイダンスの実施
    入学者獲得に向けてのイベントの開催(体験入学、個別進路相談会)
    学生や保護者との入学相談
    高校や大学への自校のPR活動

    など

事務・受付

  • 学校の「窓口」として、在校生やお客様への対応を行う仕事です。

    (例)
    事務手続き(配布、申請書類の受付など)
    来校者への対応(入学申込の受付、電話での問い合わせ対応など)
    在学生への対応(講座への申込、提出書類の受付、教材販売、欠席者フォローなど)
    体験入学、オープンキャンパスなどのイベント開催のフォロー
    経理、データ入力、書類作成、書類整理

    など

企画・PR広報

  • 学校の魅力を最大限に活かせる企画を立案し、情報発信する仕事です。

    (例)
    イベントやガイダンス等の企画・運営・PR業務
    学生向け募集ツール(パンフレット、チラシ、ポスターなど)の企画、制作
    学校ホームページの制作
    入学者のフォロー、相談窓口

    など

就職・キャリアサポート

  • 企業とのパイプを作り、在校生の就職先を開拓する仕事です。

    (例)
    就職先企業の確保、新規企業の開拓
    就職に関する情報の収集〜分析、情報の発信
    就職ガイダンスの企画、運営
    学生からの就職相談
    面接対策、応募書類の添削
                          

    など

講師・教員

  • 教壇に立って講義を行い、学生をプロに導く仕事です。

    (例)
    専門教科における講義の実施
    教材の作成
    学生指導、進路指導
    クラスイベントの運営
    体験入学、オープンキャンパスなどのイベント開催のフォロー
                           

    など