高等学校で働く

高等学校について、業界の動向と職種をご紹介。
高等学校へ就職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

高等学校とは?

  • 高等学校には国による国立、都道府県及び市区町村などによる公立、各団体による私立があります。また、学習方法の違いにより、昼間に学ぶ「全日制課程」、主に夜間に学ぶ「定時制課程」、通信にて学ぶ「通信制課程」の3つの教育課程に区分されています。

    そのうち、生徒が学校に通って学ぶ全日制と定時制の高等学校数は、平成24年12月現在、全国5,022校あり、内訳は国立の高等学校が15校、公立の高等学校が3,688校、私立の高等学校が1,319校になります。

高等学校業界について

  • 高等学校の在籍者数は、平成24年12月時点で、約335,6万人在籍しており、少子化の影響で減少し続けていましたが、ここ数年は生徒数も安定しています。

    高等学校には、国語や数学などの一般的な学習をする普通科と、工業や農業、情報や福祉などの職業教育を主とする専門学科がある。また、その両方を総合的に学習する総合学科の3学科があります。

    また、最近では、理数系教育に重点をおいた「スーパーサイエンスハイスクール」や英語教育に重点をおいた「スーパーイングリッシュランゲージハイスクール」など、先進的な教育を実施する高等学校も増えており、様々な業界を経験した方や、専門知識を有した方が教員として求められています。

高等学校の職種について

高等学校で各教科を教える教員には、国公私立問わず「高等学校教諭普通免許状」が必要となります。ただ、学校教育の多様化に対応するために、教員免許状を持たない社会人を登用する「特別非常勤講師」制度もあります。登用の条件は、都道府県毎に違いますので、都道府県の教育委員会ホームページ等をご確認ください。

また、教員以外にも、学校の総務や財務、人事等を行う「事務職員」という職種があります。公立校の場合は地方公務員として採用されますが、私立校の場合は民間の会社員と同じ扱いとなります。公立の場合は、地方公務員採用試験に合格する必要がありますが、私立の場合は通常の企業と同じ公募等の採用が行われます。

※下記は一例です。学校により職種名や仕事内容は異なりますので、詳しくは求人情報をご覧ください。

職員

  • 学校内の事務手続きや管理業務に携わる、学校運営には欠かせない仕事。
    仕事内容は多岐にわたります。

    <総務>
    ・総務・・・・庶務や財務、学籍取扱いなど、校内における諸規定の整備・策定
    ・庶務・・・・証明書の作成・発行、教材費や施設管理の状況、様々な調査依頼への対応
    ・学務・・・・在籍生徒の管理、転出や転入など生徒の学籍に関する管理
    <人事>
    ・人事・・・・人事異動や表彰、災害時における事務手続き
    ・給与・・・・給与支給に関する管理
    ・服務・・・・職員の休業や勤怠の管理
    <財務>
    ・財務・・・・学年費や学級費、給食費などの取扱いに関する事務指導
    ・財産管理・・・・備品や消耗品の管理、修繕計画の策定

    など

教員(教諭)

  • 教諭
    担当教科の授業に加え、進路・生活指導や部活動にも携わる
    (※要 高等学校教諭普通免許状)
    養護教諭
    保健室等で生徒への応急処置を行ったり、保健・健康教育などの保健
    指導の講義を行う(※要 養護教諭普通免許状)
    栄養教諭
    生徒の栄養状態の管理及び、栄養教育の実施を行う
    (※要 栄養教諭普通免許状)

    など

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